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おいしいハンバーガーのこわい話 [雑貨]
久しぶりの更新です・・・。
ちょこちょこ時間を見つけては、本を読んだりしていますが、
このところ、こんな本を読んでました。
どこかのネットのページでたどり着いて、表題にひかれて手にとりました。
なんとなく、見当のつく題名ではありますよね。
でも、読み出したら止まらなくなり。
夜は、読みふけり、ブログをサボってました・・・。
題の通り、マクドナルドを代表する、ファーストフードのこわい話。
始めにいっておくと、私はベジタリアンでも、オーガニック好きでもありません。
ごく普通にスーパーで買い物をして、中国野菜は極力避けて、お肉も国産を
買うようにして、他の食材もできるかぎり国産、安心できそうな大手メーカーの
ものを買っているだけ・・・。
ハンバーガーは、さすがに2歳の娘がいるので、お店に入ることはなくなりましたが、
それ以前はたまーーーに入ることもありました。
身体に良くないという話は少しずつ色んなところから聞いて知っていましたし、
ポテトなどに大量に含まれる「トランス脂肪酸」は、身体に毒だということも知りました。
それでも。
日々過ごしていると、いたるところにマクドナルドがあり、広告を目にし、子供が楽しそうに
遊んでる姿も目にして。
「まぁ、毎日食べるわけじゃないし」
という気持ちもないわけではない。だから、マクドナルドに行く人を軽蔑することもなければ、
非難することもありませんでした。
そんな私の背筋をぶるぶるっと冷気が走るほど、淡々と、分かりやすく、事実や
数字や、絵に浮かぶような情景が描かれているこの本。
これを知っているのと知らないのとは大違いです。
いえ、知っていなければいけない事柄だと痛感しました。
どうして、あんなにフライドポテトは美味しい味になっていて、人を誘うのか、
あの安いナゲットの鶏肉は、ミスターマクドナルドと呼ばれる、異様に胸の
ふくらんだ鶏であり、それがどのように飼われているか、
あのバーガー肉はいかにして作られるか、
いかに子供をターゲットに、子供が中毒になるように作られ、広告しているか、
そして、その為の子供を使った実験をしているか。
途中、少し気分が悪くなったほど。
でも、決して著者はおおげさに書いてはいません。
この本が、一番の犠牲者になりうる子供に向けて書かれた、というだけあって、
とても分かりやすく、色々影響を被ったこどもを何度も例にとり、身近に感じ
られるように書かれています。
このハンバーガーのマジックにより、こどものうちに、脳に「ハンバーガー=美味しい・楽しい」
記憶が刻み込まれると、それを消し去るのは容易ではありません。
いずれ、娘もハンバーガーを知り、虜になる時が来るでしょう。
今の時代、避けて大人になるのはなかなか難しい。
でも、そのときに親から聞いた「これはどんな影響を及ぼすものなのか」の正しい知識が
頭にあれば、少しでもブレーキになるに違いありません。
そう願わずにいられません。
著者が書いているように、
・・・・ファーストフード業界としては、問題は食べ物ではなく客本人の食習慣であると
人々に思わせたい。・・・本人の責任だと。
ファーストフード業界の問題をひとつずつあげていったら、100冊でも本が書ける。
でも、解決は、あなた自身の行動から始まる。・・・・
・・・この食べ物はどこから来るのか、どこでどんなふうに作られるのか・・・ほうぼうに
どんな影響があるのかーそういったことをどうか考えてほしい。そのうえで、注文を
しよう。あるいは背を向けて、ドアから出て行く。いまからでも遅くはない。
毎日、できるだけ手作りのご飯を、3食美味しく家族で食べる。
そんな当たり前のことを、これからも毎日、コツコツしながら暮らしていこう
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忙しいところ、いつもいつも有難う。